新しい資本主義とは何か

岸田総理の「新しい資本主義とは何か、新自由主義経済とどう違うのか調べてみた。

 
資本主義とは何かといわれると、団塊の世代にとっては、マルクスの共産主義と対立する言葉で良いイメージがありません。ソ連の崩壊により共産主義が特権階級を生み、自由がない息苦しい社会となることがわかり、現在は資本主義しかないと思われております。資本主義とは何かですが、重商主義、農本主義、海賊資本主義、古典派経済学、新古典派経済学、ケインズ経済学、新古典派総合などと変遷している。
1990年代以降の冷戦終結、旧ソ連邦の崩壊を経て社会主義経済が成り立たないことがわかると、欧米を中心とした新自由主義経済が世界を覆うようになった。
<水野和夫の資本主義の考え方>
水野和夫さんは法政大学教授で「資本主義の終焉と歴史の危機」という本を書いている。同名の講演会がグリーン連合主催で、2018年3月29日(木)、文京区民センターで開催された。以下に講演内容というより水野さんの主張の要約を記してみる。
<要約>
・資本主義は地球上のどこを探してもフロンティアが残されていないことからその死期が近づいている。資本主義は「中心」と「周辺」から構成され、「周辺」つまりフロンティアを広げることによって「中心」が利潤率を高め、資本に自己増殖を推進していくシステムとしている。アフリカのグローバル化が叫ばれている現在、地理的な市場拡大は最終局面を迎えており、もう地理的なフロンティアは残されていない。また金融・資本市場を見ても、各国の証券取引所は株式の高速取引を進め、百万分の一秒、一億分の一秒を争う取引ができるようなシステム投資を進めている。この「電子・金融空間」の中でも時間を切り刻み、一億分の一秒単位で投資しなければ利潤を上げることができなくなっている。「地理的・物的空間」からも「電子・金融空間」からも利潤を上げられなくなっていることは、資本主義を資本が自己増殖するシステムであると捉えれば、そのプロセスである資本主義が終わりに近づきつつあるというのが分かる。さらに重要な点として、中間層*1)が資本主義を支持する理由がなくなってきていること。それは自分を貧困層に落としてしまうかもしれない資本主義を維持しようとするインセンティブがもはや生じなくなっていること。こうした現実を直視するならば、資本主義が遠くない将来に終わりを迎えることは必然な出来事だと言えるはずと述べている。
(註)
*1)マルクスが歴史的必然であるとした唯物史観である資本主義から社会主義・共産主義への転換が進まなかったこととして、プロレタリアの窮乏化があげられるが、失業対策、労働・福祉政策等により資本主義が進化しそれなりの発展、中間層が拡大したことを言っている。
 
 
 
 
水野和夫の資本主義に対する批判は、主に以下のようなものがあります。
  • 彼の分析は、資本主義の歴史的な発展や変化を無視しており、一面的で単純化されたものであるというものです。例えば、彼は資本主義の中心と周辺の関係を固定的なものとして捉えていますが、実際には中心と周辺の位置は時代や地域によって入れ替わってきたことが指摘されています。また、彼は資本主義の危機を金利や利潤率だけで説明しようとしていますが、実際には生産性や技術革新、消費者需要なども重要な要因であることが指摘されています。
  • 彼の提案は、現実的ではなく、実行可能性や効果性に欠けるというものです。例えば、彼は資本主義から脱却するために、「ゼロ成長社会」や「共同体経済」などの代替的な経済システムを提唱していますが、これらのシステムがどのように構築されるか、どのようなメリットやデメリットがあるか、どのような社会的・政治的・文化的な条件が必要かなどについて具体的な説明が不足していることが指摘されています。また、彼は資本主義から脱却することが人類や地球環境のためになると主張していますが、それが必ずしも正しいとは限らないことも指摘されています。
 
彼の提案に賛成する人は、主に以下のような特徴を持っていると考えられます。
  • 資本主義や成長信仰がもたらした社会的・環境的・倫理的な問題に対して、深刻な危機感や不満を抱いている人。例えば、貧困や格差、気候変動や資源枯渇、消費主義や物質主義などに関心が高い人です。
  • 資本主義や成長信仰がもたらした経済的・技術的・文化的な恩恵に対して、満足感や感謝感を持っていない人。例えば、豊かさや便利さ、多様性や自由などに価値を見出さない人です。
  • 資本主義や成長信仰がもたらした社会的・環境的・倫理的な問題に対して、根本的な解決策として、資本主義から脱却し、新たな経済システムを構築することが必要だと考える人。例えば、ゼロ成長社会や共同体経済などの理念に共鳴する人です。
  • 資本主義から脱却し、新たな経済システムを構築することが可能だと信じる人。例えば、水野和夫の分析や提案に説得力や現実性を感じる人です。
 

COP30の経過等

ベレン(ブラジル)でのCOP30

世界の排出量と世界平均気温

COP30はブラジルのベレンというアマゾン河口の街で開催されている。11月6~7日は首脳級会合が開催、欧州からは英国・フランス・ドイツのトップが参加したが、米国不在の中、中国は筆頭副首相を参加させ主導権を狙おうとしている。開催国ブラジルのルラ大統領は「国際熱帯雨林保護基金」の新設を提案し、森林の重要性を訴える。11月10日からは事務方協議を経て、閣僚級は17日に始まる。21日に閉幕する予定だが、毎年1~2日延長となることが多い。

1,COP30の懸案事項の①は「地球の気温上昇率を産業革命前に比べ1.5度以内に抑えること」だが、9月末時点での「統合報告書」によれば、このままでは1.5度目標は達成できないとのこと。35年までの各国の目標値の提出も約半分の国しか提出されず、排出量第2位の米国のパリ協定離脱、第1位の中国はピーク時から7~10%削減という状況の中、EUは40年までに1990年比で90%削減するという新たな目標を決めた。ただ一部の削減分は炭素クレジット購入で賄うことを認めたとのことで、当初案から後退したとの批判も。

2,懸案事項の②は「気候基金」であるが、35年までに先進国が年3000億ドル(約45兆円)拠出し、世界全体で年1.3兆ドルをめざすというCOP29の合意を受け、負担の仕方を話し合うこと。先進国となるEUや日本の財政状況は余裕がなく過分な負担は避けたいところ。中国は途上国という位置づけでよいのか、世界一の排出国でもあり負担を担うべきだとは思うが、こちらの主導権は握る気が無いようだ。

3,個人的に気になる点だが、COP26(グラスゴー合意)での「石炭火力発電の段階的な削減」。これについては、日本では「IGCC(石炭ガス化発電複合プラント)」という最新鋭の石炭火力発電所が実用化されており、途上国での石炭火力発電所のニーズも考えると、非化石燃料だけしか許容されないという教条的な姿勢ではうまくいかないと思う。そもそも日本は、平地が30%程度と少なく太陽光発電に適していないうえに、風力発電も平均風速が6m以上の比率が35%と欧州の55%よりはるかに少ない土地柄で再生可能エネルギーには不向きな国。それを化石燃料を全てやめて再エネに転換せよというのは「ないものねだり」である。欧州の理念や目標は素晴らしいが、各国の土地柄も考慮しなければ「絵に描いた餅」になるのではないかと思う。

4,COP30では1.5度目標は非現実的だという議論も出ているようだし、24年には世界平均気温が既に1.5度を超えている。排出量世界一の中国の達成年は60年、世界二位の米国はパリ協定から離脱、そして排出量が増大しつつあるインドは脱炭素の目標年が70年である。日本の第7次エネルギー基本計画の目標値も「バックキャスト」で直線を引いただけで具体的な裏付けもないし、再エネを主力電源にする計画も太陽光発電は今後森林への設置は不可能だと思うし、洋上風力発電も浮体式という難しい方法であるうえ、津波対策、雷対策などを施しても稼働率は35%未満でコスト高となり再エネ賦課金も増え続けるので国民の不満も大きくなること必至である。次回の28年第8次エネルギ基本計画では、第7次計画の大幅な見直しが必要になってくると思われる!?

 

原子燃料サイクル施設関連施設(六ケ所村)見学会

六ケ所原燃PRセンター

原子燃料サイクル施設の概要図

青森県六ケ所村にあるエネルギー関連施設見学会に参加した。日本原子力文化振興財団による広報活動の一つ。

・11月13日仙台発の新幹線で八戸へ、到着後、隣接のユートリー八戸にある会議室で座学講習。『高レベル放射性廃棄物地層処分について』と題して、高貴な雰囲気の女性講師が丁寧に説明してくれた。原子力という難しい話にはやさしい雰囲気の女性講師が適任だと思った。高レベルの放射性廃棄物地層処分については、宇宙に投げ捨てるという「ファンタジスチック」な話もあるがやはり堅実な地層に処分するのが妥当だと思った。

地層処分地の候補には、北海道の寿都町神恵内村が文献調査に応募しているのは知っていたが、九州の玄海町も応募しているとのこと、確かに原発立地自治体が自らの区域を対象地点として応募するのも道理ではないかと思った。

・翌日11月14日は貸し切りバスで「六ケ所原燃PRセンター」に行き、六ケ所村の地域全体の概要説明を受けた。眺望の先には排気塔や石油備蓄基地に加え風力発電機がやたらと目についた。ジオラマでは六ケ所村が原子力だけではなくメガソーラーも含めた日本の一大エネルギー基地になっているのが一目瞭然だった。具体的な模型を使っての再処理の仕組みについては、使用済燃料棒を切断し硝酸溶液で溶かしウラン等燃料のリサイクルと高レベル廃棄物を分離するプロセスの説明を受けた。

・再び貸切バスに乗り「低レベル放射性廃棄物埋設センター」「ウラン濃縮工場」などの外部施設を巡った。そして「再処理工場」に行き窓ガラス越しに「指令室」の運転員の作業の様子、及び隣接する「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」では遮蔽窓ガラスを通して実際の工場内部を見学した。

・私は以前2008~9年頃に日本原燃㈱の再処理施設を見学している。当時は2006年から「アクティブ試験」を始めたころで、ガラス固化体を製造する工程でガラスが固まりフランスの支援を受けて復旧中だったと記憶している。あれから20年弱が経過しているが、再処理工場の運転許可が毎年延期されてきたのは「ガラス固化体がいまだに解決していないのではないか」と危惧していた。この件について質問をしたら今はきちんと作れるようになったと聞いて安心した。今現在稼働が遅れているのは東日本大震災後の安全対策で規制基準が厳しくなり新規制基準適合への取組として「竜巻対策」などの工事を行っていることによる遅れであり、原子力規制庁の認可にはあと1年ぐらいかかるとのことで何とか早く稼働してほしいと願うばかりだった。

・現在はこれらのほかに「MOX燃料工場の竣工」「技術力の維持向上」に努めつつ、IAEAの査察もあり、緊張感に包まれて仕事をしている感じ。関連会社の職員も含め合計1千人近くが関連作業に従事しており、工場内は活発で賑やかな感じがした。

・バスの移動に合わせて、大規模メガソーラー発電や、周辺における大規模風力発電も100基近くがぐるぐる回転しており、六ケ所村が原子力に加え再エネの一大拠点であることを認識させられた。何となく八郎潟干拓事業による「大潟村」を思い起こさせるような街づくりだった。

・最後に量子科学技術研究機構(QST)の「六ケ所フュージョンエネルギー研究所」を訪れた。フュージョンエネルギーとは核融合発電であるが、高市新総理の17の成長戦略の一つに数え上げられており、民間も先進的に取り組むなど実用化のめどが立ちつつある感じだ。実際はどうか、何がどう難しいのか、あまり深く考えていなかったので、今回の施設見学はとても良い機会だった。核融合の国際協力のシンボルとして名前だけは知っている「ITER(イーター)」という実験炉を使って実用化への道を探っているとは思っていたが、具体的にイーターが何をどうするかについて各国の役割分担がわかった。・そしてそのイーターを支援するために国内の関連施設があるということ、核融合の何が難しいのか、「プラズマの持つ一億度の高温を逃さないように、冷ませるように、効率的にスーパーコンピュータを動かしていること」などがわかってきた。そしてプラズマを取り巻く「ブランケット開発」の重要性も少しわかったような気がした。

SNW青森大学とシニアとの対話会への参加

<25.11.10;青森大学とシニアとの対話会>

青森大学での対話会

1教室3グループの対話の様子

・12名の進行のメンバに混ざり初めての経験ということでオブザーバとして参加。貴重な経験をさせてもらい感謝。

・2025.11.10~11日午後1時53分仙台発東北新幹線にて午後3時半に新青森駅に着。5台ほどのタクシーに乗り青森大学へ、三内丸山遺跡前を通過したころにはみぞれ交じりに変わりかなり肌寒い天気。

・タクシーが着けたのは大学の事務棟がある1号館前。木々が生い茂る古い感じのキャンパス。200人程度が入る大講義棟に集合、予定では236名参加だが東京キャンパスとむつキャンパスのオンライン参加者もおり、青森キャンパスでの実参加者は約100名程度か?

・本田講師の約30分にわたる「考えよう日本のエネルギー」と題したエネルギーに関する概要説明。中身はタイトルに関する全般的かつ詳細な内容、とはいえ十分すぎるほどの大部作。学生はスマホでスライド映像に合わせスマホを見ている感じ。そもそものどの程度の知識があるか不明状態。小中高で学んできたとは思うが、その知識レベルは不明。

・講演が終わり12グループが別の4教室の別れてシニアの進行によるグループ討論となった。3グループはオンライン参加者による討議となったが、別教室で分かりにくく、すべての教室をぐるりとは回れなかった。

・私は第7から第9グループが入る教室で何をどのようにして討議を進めていくのか、学生がどんな発言をするか、講演で何に興味を持ったか、何がわからなかったかなどを聞き取るつもりでいた。

・1グループが30分間という中で全員、10数人に意見を述べてもらうのは厳しいと感じていたが、1教室に3グループがいるのは声を張り上げないと声が通らなくてお互い聞きにくかった。学生も話すことに慣れていないのか、大きな声で話せず、進行者も声が低くてよく聞こえず何度も聞き返すような状態。

・第7グループでは初めに5分間で「今日の講演を聞いての感想」「講演を聞いての意見」「その他何でも」を書き込ませていた。その後に、一人ずつ発言をさせていたので、比較的うまく進みそうな感じがした。第8グループでは「システム情報学部の一年生であり、二人が女性」だった。はじめに自己紹介と感想を一人ずつ発言をするようにしていたが、隣グループからの声もありよく聞き取れず、かつ明確な意見をきちんと述べる人は少なかった。

・感想的な話では、「原発は怖い、再エネは良い、・・・」程度の初めの感想的な発言だった。人数的に時間的に一回限りの意見しか聞けなかったので、もう少し二三回の意見交換があるとよかったと思われる。

 

 

COP30に向けて

気候変動枠組条約の第30回締約国会議(COP30)は11月10日からブラジルのベレンという都市で開催されます。COP30は2015年に「パリ協定」が採択されてから10年目です。ブラジルの都市ベレンアマゾン川の河口に位置しており、『熱帯雨林保全』も注目点の一つです。最も注目すべき点は地球の平均気温が昨年初めて年間を通じて1.5度を突破し、パリ協定の目標である1.5度目標の達成が危ぶまれていることです。世界の平均気温を産業革命前と比較して1.5度未満に抑えること、そのための中期目標として各国は5年ごとに自主的に『GHG排出削減目標(NDC)』を設定し国連に提出します。各国のNDCを足し合わせてパリ協定が達成されるように5年ごとに目標切り上げが行われる仕組み(GST)が採用されています。2025年は35年の削減目標を含む新たなNDCの提出期限でしたが、日本やブラジルなど3分の1ほどの国、中国やEUなどはまだとのこと。もう一つの注目点は『先進国から途上国への資金支援』です。2024年のCOP29では、2035年までに年間1.3兆ドルを目指して交渉が行われ、年間3000億ドル(約45兆円)に増やしていくことを目標として決定しました。財政状況が苦しくなっている先進国にとっては気候資金をどう捻出するのか容易ではない状況です。特に日本にとっては先進国をG7とすると約6兆円から10兆円以上の費用負担が必要です。11月10日以降の会議の行方を注視したいと思います。

日経新聞引用;ブラジリアで開いたCOP30準備会合には約60カ国が参加した(10月13日)=ロイター



WWFジャパン引用 パリ協定における目標改善のための仕組み

 

バルト三国の旅(2025年9月11日~9月18日)

HISの旅の案内カタログ
【中継地ワルシャワへ/25.9.11】16:31発のこまちで上野に行き、日暮里で京成のスカイライナーに乗換40分、成田空港へ。ANAなどの航空会社が使う第1ターミナルからポーランド航空のボーイング787で深夜11時に出発。HISの添乗員付きツアーで20人の参加。夜食が深夜2時頃、映画を見て寝ようとしてもタイミングをのがし中々寝付かれず14時間の旅。現地午前6時にワルシャワショパン空港着、午後2時発のリトアニア行きまで約8時間、旧王宮など中世の面影が残る街並みを見て想定外のワルシャワ見物と成った!
リトアニア(1)ビリュニス/25.9.12〜13】ホテルは首都ビリュニスの北側を流れるネリス川の北。朝食を済ませ旧市街観光。①ビリュニス大聖堂②夜明けの門③聖ペテロ・パウロ教会④杉原千畝記念碑と回る予定。杉原千畝さんの碑が近くに有り④からスタート。昼食はリトアニア風水餃子、午後は約1時間かけて「トラカイ城」、戻って来て自由散策となり、「ウジュピス自治共和国」というパリのモンマルトルも言われる自由な街を歩き回る! ビリュニスのシンボル「ケディミナス城」は市内を一望できる丘の上に有り行きたいと思ったがリフト工事中で次回のお楽しみに!?
リトアニア(2)トラカイ城】リトアニアの前首都がトラカイ。ビリュニスから28km、バスで約1時間。駐車場から軽井沢の別荘地のような住宅街を歩いてヤット見えた赤レンガのお城、湖と森に囲まれている自然公園! 一大観光地で小型ボートやヨット、観光船など、お土産屋さんやレストランで午後過半とは言え大賑わい!!
 
リトアニア(3)カウナスバルト三国の旅はリトアニアからラトビアそしてエストニアと陸路を北上します。ビリュニス2泊したので、ラトビアの首都リーガに向い、リトアニア第二の都市カウナスに向いました。約1時間半でカウナス到着、市内観光は①大聖堂②旧市庁舎広場、そして杉原千畝さんが、「命のビザ」を発給し続けた旧日本大使館です。ここは現在、杉原記念館となっています。
 
リトアニア(4)シャウレイから隣国の首都リーガへ】カウナスのレストランでのお昼はリトアニアの郷土料理(冷製ボルシチ)。写真のように丸々とした肉団子、食べきれずに2個目の皮は残すことに。そしてバスで2時間半、「十字架の丘」という世界無形文化遺産。私も5ユーロで十字架を買い、「小次郎くん 元気でね」と愛犬の弔いをした! 
そしてラトビアの首都リーガへ、途中何かが有り道路封鎖、回り道も警察の丁寧な説明も無く二往復。上空にはリトアニア空軍の偵察機が旋回中。やっとの思いで抜け出て国境へ、検問所跡らしき建物有り。何事もなく無事通過、30分遅れのラトビアの首都リーガ到着でした😊
 
ラトビア(1)リーガ/25.9.15】ラトビアは北海道の約77 %、人口約187万人、首都のリーガは約61万人が住むとのこと。ハンザ同盟で栄えた港町。リトアニアエストニアとも民族が違い言語も全く違う。西洋も元々は小民族の合従連衡の歴史。民族と宗教を基本に支配と非支配、大きな民族移動、王族の結婚と仲違い、そして大小様々な戦争の歴史なのでしょう。さて
リーガは中世からドイツとロシア、そしてスウェーデンフィンランドからの影響を様々に受けてきた。特に近代のロシア、旧ソ連支配から逃れる独立が悲願だったとのこと。現状は不安でプーチンへの批判が凄いとの話。
 さてリーガの旧市街は建築物が多く説明は受けたが理解不能。午後のオプションツアーに行かなかったので、案内された中央市場に戻り、お土産を探したり昼食を取ったりで時間を過ごす。ホテルに戻るためトラムの90分券を買い路線散策。リーガに限らずバルト三国はトラムやトロリーバスが市民の足になっている。便利で環境に優しいし自家用車も公共交通を優先している。トラム7号線を往復し1号線でホテルに戻ろうとしたが、降車駅を5駅早めに降りてホテルまで30分以上歩くことになった!!
エストニア(1)タルトゥ/25.9.16】リーガのホテルを出発し約4時間かけてエストニアへ。バルト三国最後の訪問国がエストニア。首都タリンまでの途中にタルトゥがある。タルトゥはエストニア第二の都市で精神的首都とのこと。ここのタルトゥ大学は400年近い歴史ある大学で街の中心部に存在。正に大学都市で学生が闊歩している学園都市そのもの。タルトゥ市内観光をし、少し離れたエストニア国立博物館を見学。この博物館のデザイナーはパリ在住40代の日本人とのこと。館内見学ではエストニアの歴史を勉強。ドイツなどの十字軍との争いで国がキリスト教化されて行く歴史。十字軍はエルサレム奪還作戦だけでなく、北方の民族への教化もあったとのこと。19世紀にカントが住んでいたケーニヒスベルクは現在カリーニングラードと呼ばれ、ロシアの飛び地。カントはナポレオンのロシア遠征をそこで見たという。なので北方十字軍はドイツ騎士団として組織されカソリックを広めるため、バルトに住む異教徒を征服しようとしていた。ドイツ騎士団はそこに居座り、そしてドイツ騎士団領からプロイセンが起こり、プロシア帝国となりドイツ帝国第一次大戦、・・・!? もっと中東欧の近代史を知らねばと思っているうちにエストニアの首都タリンに向けて約2時間半の旅となった(⁠•⁠‿⁠•⁠)
 
エストニアの首都タリン(1)/25.9.17】昨日は、エストニアのタルトゥから約2時間半かけて首都タリンに着。今日はバルト三国の旅の最終日、午前中、世界遺産タリン歴史地区を見学。どの都市も旧市街を残しており素晴らしいが、どこが何だか分からない状態。撮った写真とガイドブックを照らし合わせて照合した。その結果が写真①から⑥。旧市街にある①アレクサンドルネフスキー大聖堂②トームペア城③大聖堂④展望台から旧市街⑤ラエコヤ広場から旧市庁舎、最後に⑥聖ニコラス教会に入り、教会の案内とエレベーターで4階の展望台に上がり旧市街を一望しました😊
午後は自由行動なので、クルーズ船で有名なタリン港に行くことにした(⁠✷⁠‿⁠✷⁠) 続く
 
エストニアの首都タリン(2)/25.9.17】タリンでの午後はタリン港へ。東京のご夫婦と一緒。地図を眺めながら、歩く方向が間違いないか若い人に声がけながら何とか到着。クルーズ船が一隻停泊中。待合室はガラガラ。昼食はピザとビール。ビールは結構美味しい😊 帰りはトラムに乗車、クレカで乗車できたのは驚き。鉄道のタリン駅で下車、近くのスーパーでお土産購入。
この後、ホテルからタリン空港へ、まずはワルシャワ空港、18:25発のワルシャワ行き、22:50発の成田行きに乗り約12時間、成田着は9月18日18:40です😰
 
バルト三国の旅(感想)/25.9.18】
1,欧米人は日本人に比べ平均10cmは背が高いと思っていたが、ワルシャワ空港では2mを超す大男が多いのにびっくり。男性190cm、女性180㎝が標準と思っていたが、バレー選手並みの200㎝、190㎝の人々でごった返していた。
2,観光した都市では都市交通のかなめにトラムに加え、トロリーバスが走っていた。EVバスのように蓄電池を積んで走るよりトロリーバスの方が環境にはよいと思う。環境面からトラムに注目していたので、ラトビアのリガとエストニアのタリンで乗車したのは思い出。タリンでは自分のVISAカードで決済できたのは驚き。
3,道路を走る車ではトヨタの車が多かった。トヨタ車は約3~4割、ドイツのVW,BMW,ベンツなどのドイツ車も併せて約5割か!?米車や韓国のヒュンダイチェコのスコダが少数、日産と本田も少しで寂しかった。
 4,観光バスの中で車窓見物していたが、驚くことに緯度の高い北方のリトアニアからエストニアまで「セイタカアワダチソウ」が繁茂していた。日本では北海道まで繁茂しているらしいが、私が昭和61年当時の仙台にはなかった。現在は県内でも各地で在来種のススキを追い払い、益々勢力を拡大している。
5,ローマ帝国が東西ローマ帝国に分かれた後の歴史は個人的に空白域ゲルマン民族の大移動やノルマン人の南下の歴史に加え、十字軍としてエルサレム奪還に向かったドイツ騎士団がいつなぜポーランドバルト三国に進出したのか、よく分からなかった😂

FB;【マイソーラー管理と外来種の繁栄】

【マイソーラー管理と外来種の繁栄】10月31日、栗原市にあるマイソーラーの地主さんの自宅に伺った。パネル下の雑草の草刈代と11月に予定されている「制御装置(PCS)」の更新工事の立会依頼。PCSは10年ごとに更新が必要なので全て交換し、新たに機器の稼働状況を監視するシステムを組み込むことにした。このため電力量計の交換や電源変更が必要となり、既に何回か業者さんが裏庭に立ち入っている。草刈は契約上は地代の中に含めていたが、今年の好天気続きで雑草の伸びが速く、追加で何回も草刈りをしていたとのこと。今後は地代と別途に草刈り費用を支払うことにした。
 ・現場(写真1)をみて驚いたのは今までの雑草と今年の雑草(外来種)の違いだ。何と外来種の花がまだ咲いていた(写真2〜4)。昨年はこの外来種は無かったのに、いつの間にか今年は咲き誇っている。近くの耕作放棄地にも(写真5)のように真っ黄色に咲き誇っていた。来る途中も帰りも各所で咲き誇っている。それも線上から平面全てが外来種に覆われているところもある。写真6は新花巻駅近傍で宅地以外はほぼ占領状態。外来種とは以前から注目していた「セイタカアワダチソウ」である。姿かたちは「ブタクサ」とそっくりですが、同じなのかもしれないが、少し違うとのこと。

写真1 金成のパネル間に咲き誇る外来種

 

写真2 金成発電所の隣地

 

写真3 新花巻駅の近傍宅地周辺